2010年11月12日金曜日

遊びをせむとや生まれけん

「遊びをせむとや生まれけん、戯れせむとや生まれけん・・・」
梁塵秘抄のこの言葉は、遊び大好き人間にとっては「わが意を得たり」といったところ。
 子どもは遊ぶのが仕事だし、遊びをとおしてその後の長い人生を生き抜いていく活力や知恵やいろいろな能力を身につけて行くのだと思う。だから子どもには時間を忘れ我を忘れて思い切り遊ばせてやりたいと思うが、最近のお子様は忙しくなかなかそうもいかないらしい。
 今、一番時間に余裕があるのは定年を過ぎてなお元気な中高年のおじさま、おばさまということで、山に行っても温泉に行っても若年寄りであふれかえっている。「う~ん・・・それもなあ・・」と抵抗を覚えつつ、やりがい、いきがいを求めている人は多い。そんな中で仕事をさせてもらっているのだから感謝しなければいけない(と思う)のだが・・・若い人たちの足を引っ張ってもいけないし・・・引き際とその後の生活内容についてはけっこう真面目に考えねばならない問題だ。といって、いつもいつも考えている訳ではなく、シロの相手をしながら(してもらいながら)「動物は遊ぶのだろうか?」とか、「これって遊んでるの?」なんて考えてる次第。まあ、閑人ってことかな。でも、大人になっても暇と遊びは大切だと思うよ。遊びこそ活力のもと、創造力のもとだもんね。
箱に入ったシロから見えるようにおもちゃを置いてみました。
「あら!何かしら?」

「ちょっと、つかまえてみよう!」
「ゲットしたわよ!」

「これは私が捕まえてきたの」
「どこに逃げ込んだのかしら?」

「ここが臭うわ」
「尻尾が見えてるわよ」
「ちょっと!出てきなさいよ!」
「追いつめたわ!」

たまらず尻尾を残して逃げて行きましたとさ。どっちが遊ばれたのかな?

2010年8月16日月曜日

近況

もう半月くらい前になるが、シロの啼き声がおかしい。もっと高いきれいな声だったのに、まるで声変わりしたみたいに低くしゃがれたような声になっている。しばらく様子を見たが変化なく、これではせっかくの美声美猫が台無しと獣医さんの診察を受けることに。これはそのときの写真。ふつうはキャリーに入れて行くのだが、これはもっと簡便に洗濯用のネットに入れて自転車の前かごに。以前近いからと抱っこしてして行ったら、途中で犬に吠えられてあばれだし腕を思い切りひっかかれてしまった。そのとき、お医者さんに教えてもらった方法なのだ。このまま診察台に乗せれば、獣医さんもネットの上から首のあたりをコチョコチョと触って「声帯の方は大丈夫みたいですね。外に出るとほかの猫と威嚇しあって声をからす子がよくいるんですよ。まあもう少し様子を見てください」だって。けっこう気が強いんだな、シロは。誰に似たのかしらねえ。袋に入るのはけっこう好きよ。


なんとなく落ち着くの


外の様子はどうかしら?


2010年6月8日火曜日

傷をなめあう

前回はさっそうととび出して行く勇姿を紹介しましたが・・・外へ出れば熾烈な縄張り争いが待つ厳しい世界。箱入り娘とはいえそこは一歩も譲らないシロ姉さん。堂々と前から突っかかったらしく名誉の傷を負って帰ってきた。以前もそうだったが、傷を負ってぎゃあぎゃあと啼きながら帰ってくることは絶対にない。面目ないのかカッコ悪いのか、いつの間にか黙って帰ってきてひっそりと隠れている。いくら飼い猫といっても人間に助けを求めることは絶対にない。人間界には「傷をなめあう」という言葉があるが、自然界では自分の身は自分で護り、自分の傷は自分でなめるのだ。かくいう私は夜中に階段を踏み外し自分の全体重を左足親指にかけて骨折してしまいました。「お互い痛い目にあったねえ」とシロに共感を求めても知らん顔され、家族からは「もう若くはないんだから」と言われ、傷をなめあう相手は誰もおりません。

蒲団の上でひっそりと・・・そっとしておいて

ざっくりと・・・痛々しい!

自分の身は自分でなめるのよ
ここまで回復。かすかに傷あとが

2010年6月2日水曜日

IQ48?

「1Q84」という小説がベストセラーになっている。「IQ84ってどういうこと?」と思ったら、IQではなく1Qなのだそうだ。でも、IQの連想からシロの知能はどれくらいだろうと考えてしまった。名前を呼ばれたら返事をするから学習能力はありそうだが、何回ひっぱたかれてもフスマをひっかくから馬鹿じゃない?と思ったり。しかし、最近新しい技を身につけていることがわかった。硝子戸のカギをかけないていると、自分で開けて出ていくのだ。その犯行現場を特撮したのでどうぞ!
 まず最初に爪をひっかけて少し開ける。
 

これくらいでどうかしら?
鼻づらを突っ込んで
ぐいっと身体を押し込む
それっ!とび出せ!
シッポの余韻
私のお手並みどう?
入る時も
ご帰還よ!
しかし、開けたら開けたままで閉めないところが勝手というか、馬鹿というか・・・








2010年4月20日火曜日

スペインにて

春のスペインに行ってきた。気候は日本とちょうど同じくらいで過ごしやすかった。夏は40度くらいになるとかで、有名なヒマワリ畑は見たいけれど佐用町ので十分とツアーで一緒になった女性の話。しかし、スペインはすごい!ローマ時代の遺跡から、ゴシック様式、ロマネスク様式、ルネサンスなどのキリスト文化、アルハンブラ宮殿をはじめとするイスラム文化、そして19世紀から始まって120年後の今もまだ建設が続いているサグラダ・ファミリア(聖家族教会)など。なにしろ見どころ満載で!!!の連続だった。 1世紀の円形競技場あと。タラゴナの町はローマ時代が今も息づいている。

競技場わきをゆうゆうと歩く猫。この猫もローマ時代のご先祖様を持っているのか?
このあたりはどこに行ってもこの像が。やはり英雄なのだ
ラ・マンチャの女たち。

ソフィア王妃芸術センター前広場。青空にスペインらしいモニュメントが映える。
これは私の芸術品よ。スペインでは犬も装飾的?小型でふさふさした毛にリボンなど結んでもらってるのが多かった。このペア絶妙でしょ?





2010年3月15日月曜日

春がきた

「春は名のみの...」と唄のとおり、まだ風が冷たかったり雪がちらついたりもするが、春の到来を確実に知らせてくれるのは何といっても草花や木々の様子だ。仕事のない日、ゆっくりとした気分で久しぶりに庭に出てみると、「スタンバイOK!」とばかりにつぼみがふくらんでいる。歳のせいか最近はこうした植物の姿に感動することが多くなった。冬の寒さに耐えて雪の重さや寒風の中でひっそりと春の準備をしている。暑い夏にはうなだれながらも少しの水を求めて根をはり、障害物にさえぎられても小さな隙間をみつけて立ち上がりなお伸びようとする。自身の置かれた環境がどんなに酷かろうと黙ってその使命を果たそうとしている姿に「健気だなあ」と感心しいとおしくなる。動物も植物も自分で環境を変えることはできないから合わせるしかない。でも決してあきらめない。最後まで誠実に生きようとする。それに比べて人間は自分たちの便利さを優先してどんどん環境を悪くしている。そのしっぺ返しがそろそろ深刻になってきた。ここまで文明を発達させた人間の叡智を、今こそ地球を救うことに全力投球しなければ...と壮大なことを考えていたのだが。気がつくとシロもやはり春の到来を感じているのか、明るい陽ざしのなかでノンビリ。もっともシロが環境に合わせるといえば、寝そべる場所を炬燵の中→炬燵の縁→炬燵布団の上→カーペット→板の間と変えるぐらい。もっと自然の厳しさを教えるべきかなあ?
頭を出したムスカリ
咲き始めた雪柳
かいどうの蕾
もう春だわ
気持いいわねえ

つい、ウトウト



2010年1月29日金曜日

ペットになりたい?

これは「松井 直のすすめる50の絵本(大人のための絵本入門)」という本からの受け売りだが、最近の子どもはままごと遊びをしなくなったとか。それによれば、昔の子どもが競ってなりたがったお父さんやお母さん役を希望する子がいないそうだ。では、何になりたいかって?それがペットだって?!「可愛がられるだけのペットの姿が目に焼き付いているのでしょうか。これは世の中が変わったのだと笑ってすませられる話ではありません」と松井氏(松井直さんは福音館書店の会長で子どもの本の専門家でもあります)。たしかに一番身近な大人のモデルである父親や母親の姿に子どもたちが憧れなくなったとしたらこれはゆゆしき問題かも。が、しかし当のペットはどう思っているのかなあ?我が家のシロに聞いてみたら、ニャンと答えるのでしょうか・・・

う~ん・・・そうねえ(頭かきかき) 可愛がられるのはワタシの魅力のせい けど


    ワタシの魅力はこの凛々しい目もと?つぶらな瞳?


    このピンクの鼻づら?

   ああ、もう考えるのめんどくさくなっちゃった

2010年1月16日土曜日

お年賀

 遅まきながら明けましておめでとうございます。今年は寅年です。十二支の寅は「春が来て草木が生ずる」「ものごとが動く」ことを意味するそうです。何か新しいことを始めたり変革の年になるかもしれませんね。そんなに大げさなことでなくてもいいから「今年はこれをやった」と言えるようにしたいなあと思います。ところで一昨年の暮れに始めたこのブログは細々とではありますが、おかげさまで一年続きました。内容は大したことなくてもまあボケ防止にはなるかなというところです。
 ところで今年も干支の置物を飾ろうと店を覗いてみてビックリ!いっぱい並んでいてもどれもこれも「エッ?これがトラ?」と目を疑いたくなるような、猫と見まちがう虎もどきばかり。可愛いばかりで迫力のないまさに牙を抜かれた虎。我が家のシロの方がよっぽど凛々しいではないか、というわけでシロ虎の年賀状作成。今年もよろしく。