2009年10月17日土曜日

癒し系

 「癒し」という言葉が流行っている。現代人は数々の便利さとひきかえにどんどん忙しくなりストレスをため、たくさんのモノに囲まれながら息苦しさにあえいでいる感じがする。みんな疲れて癒しを求めているから癒しグッズ、癒し処など巷には「癒し」のつく広告があふれている。近頃は子どもまで疲れていて「ゆっくり寝たい」とか「癒されたい」とか言うのだから、いったいこの国はどうなっていくんだろうとよけいな心配をしてしまう。「西の魔女が死んだ」という映画を観た。不登校になってしまった女の子が、森の中で一人暮らしをしている祖母のところで何ヶ月か一緒に過ごすうちに元気を取り戻していく話だ。どんなに便利でも、やっぱり人間は無機質な機械に囲まれたデジタルな空間ばかりでは疲れて窒息してしまうのではなかろうか。健康食品、健康グッズも流行りだが、精神的なものも含めもっとでっかい癒し空間をつくることを考えてみたらどうだろう。NYは高層ビルの林立する巨大都市だが、その真ん中にぽっかりとセントラルパークがある。散歩に疲れてベンチに座っていると、すぐそばまでリスがやってくる。あんな公園がもっと身近にあればいいのに!木ではなく森でないとね。まあでも最近は川の水がきれいになってきたようで、仁川の川べりを散歩したら鴨が泳いでいるのを発見し感激。
 ところでペットというのは人間の心を和ませてくれるものだと思っていたが、それはお互い様だということがシロをみていてわかった。留守にしていて帰宅すると、鍵をあける前から玄関で鳴いているし、うるさいくらい足もとにまといついてくる。家で机に向っていると安心したように膝の上やすぐそばで眠っていたりする。それに可愛いばかりじゃなく、頭にくることだってある。ふと気がつくとふすまに何筋もの爪痕が!!無残に紙が垂れ下がっていたりして。さっそくとっつかまえてふすまの前に連れて行き、頭をバシバシ叩きながら叱る。それでしばらくは私が襖をなでただけで脱兎の如く逃げ出すというありさまだが、それがずうっとは続かない。まさに「天災は忘れた頃にやってくる」というか「ネコ害安心すべからず」なのだ。

仁川の鴨。夫婦?それとも・・・

 

腕白な子も寝てるときはかわいい!

2009年10月3日土曜日

お気に入りの場所

私のPCにも「お気に入り」というのがあって、知り合いのブログなどが入っているが、このネーミングは誰がつけたのかしらないが、なかなかいいなあと思う。誰にもお気に入りの品やお気に入りの場所があると思うが、私にとってそれはしっくりと落ち着ける場所であったり、いつのまにか気がつけばそこに足が向いてしまうというようなものだ。「我が家が一番」とは誰でも思うのだろうが、猫の額ほどの我が家の庭の緑を眺めるときは気持ちが安定し、「ああ!しあわせ」と思うひとときだ。またカフェタイムのお気に入りはいくつかあるが、その一つが今回紹介する県立美術館のカフェだ。展覧会を見に行ったときはたいてい寄るが、コーヒーだけのために行くこともある。むしろ特別展などやっていない時の方が落ち着いていて好ましい。そこのコーヒーが特別おいしいと思っているわけではないが、潮風に吹かれてぼんやり考え事をするには適している。海を眺めるのが好きでサントリーミュージアムの大ガラスの向こうに沈む夕陽の美しさには圧倒されるが、あまりに視界が開けすぎてなんとなく落ち着かない。その点ここは安藤忠雄作のコンクリートの建物により都会の喧騒が遮断され、空間的にもちょうど落ち着ける広さになっている。


さて、「猫は家に居つく」というから、シロにとってはもちろん我が家が一番のお気に入りだと思うが、自分のテリトリーを守るべくあたりを睥睨し、ちょっぴり誇らしげな表情がいいなあと思う親馬鹿である。
小さくても私が主よ
外界の様子は?高みの見物大好き!わがテリトリーに異変はないか?お気に入りの定位置