2009年2月7日土曜日

思い出の猫たち

 岩合光昭さんの本に「旅行けばネコ」という本がある。 日本各地を旅してその風景とそこに暮らす猫を撮影した写真集、といっても文庫本サイズなので持ち歩ける便利な一冊だ。海べりや山里に暮らす人々の生活ぶりと一体になった猫たちの生態がとてもイキイキと撮影されていて私もこれらの猫たちに会いに行ってみたいなあと旅ごころをかきたてられる。
 犬を散歩させていると犬ともができるというが、猫はそうはいかない。一度散歩させようと首輪とリードをつけて試みたのだがみごとに失敗した。地面にへばりついて動こうとせず、やっと動いたと思ったら側溝に入ってしまった。いつでも自由に動ける態勢でないと不安なのだろう。その点、猫の方が人間を信用していないのかもしれない。犬と人間だと人間が主人で犬がしもべと、忠犬ハチ公のころから決まっているが、猫はそうはいかない。私の大好きな絵本「100万回生きたねこ」(佐野洋子作)は、「これぞ猫!」というべき誇り高き猫が主人公である。犬好きの人は、犬の主人思いで忠実なところが好きなのであろうし、猫好きの人は
人間に媚びないその勝手さが好きなのだろうと思う。だから私は「ペット」という言葉もあまり好きではない。













東京 日比谷公園で。ここで暮しているのだろうか。
カシャカシャと写真を撮っていたら「ネコがびっくりするでしょう!」とエサをあげているおばさんに叱られてしまった。大都会のなかだから猫も無表情なのか、挨拶もせずに写真を撮ったから警戒されているのか
                                 

             

甲山森林公園で。
お正月にはいつも甲山に登り、神呪寺にお参りすることにしている。広い森林公園の中を通り抜けようとして、公衆便所の近くの石段で日向ぼっこをしているネコを見かけた。カメラを持って近づいても逃げようとせず、触らせてくれた。公園の森をねぐらの野良猫なのか、管理事務所ででも飼われているのか。いずれにせよ、まるまるとして警戒心ゼロだからきっと可愛がられているのだろう。















オーストリア 
スイス国境に近いセント・マルガレッテンというところの小さなホテルで。
この威風堂々とした立派な猫はしっかりカメラ目線で応えてくれた。

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